今回はこいつのお話です。

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どもヤマちゃんです。

ゴルフ、やっぱり気持ち良いですね(#^.^#)
自然に囲まれて、仕事も忘れられて最高です。
専業大家さんたちと行くと、こぞって電話対応ばかりしてるので決戦は水曜日ですw

今年こそ100切りたいですし、オフ会ゴルフなんかもやってみたいっすね(^^)/

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さて皆さん、トコジラミってご存知ですか?
民泊や旅館業をやられている方なら少し聞いたことがあるかもしれません。
外国人が増え、被害件数も伸びつつあります。
こんなヤツです↓↓↓
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トコジラミとは、数2,3ミリの小さな虫で、 昼間は畳、家具、木枠の隙間、クロスの剥がれ裏などに潜んでおり、 夜になると寝ている人間に接触し、血を吸います。
血を吸われるととても痒くなり、とても眠れないらしいです。 
南京虫とも呼ばれる吸血カメムシで民泊が流行ってから話題になり始めた害虫で、 繁殖力も高く、至るところに卵を産むため、根絶させるのに時間がかかる厄介者。
駆除は主に室内への薬剤駆除と家具や衣類には加熱駆除が一般的。

 

 

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ホテルなんかでトコジラミが潜んでいる部屋に泊まってしまうと痒くて全く眠れない、という恐怖の害虫なんですが、

実はワタクシ、このトコジラミが所有物件で発生し、

かなり痛い目をみております( ;∀;)

正直、このトコジラミ。

 

一番最初に購入した物件で当たるとゲームオーバーになる可能性もあります。

ですので、こんなヤツいるんだよっと、頭の隅っこに置いておいてください。

以下、私の体験です。

その1 管理会社からの報告

 

 

ある日、管理会社を経由して、入居者の方から「虫が出ていて痒くて眠れない」 と連絡があり、
業者の手配をお願いしますと連絡が来ました。虫が出て痒くなったという話はあまり聞いたこともなかったんですが、とりあえず害虫駆除業者に調査を依頼したんですが、「どうやらトコジラミみたいですね」っと業者から報告がありました。

そして、うちでは取り扱いできません。ついでにお断りも頂戴しましたw

トコジラミと聞いた瞬間、入居者さんが民泊でもしてるんじゃね?っと疑いましたが、
部屋の様子からとても民泊ができるような環境ではなかった為、
入居者さんはどうやらたまたま持ってきてしまったようでした。

 

トコジラミ駆除業者の相見積もりを取るため、
入居者さんにご協力頂き、調査を続けていたとところ、
管理会社から、申し訳なさそうな声でまた一本の連絡が。嫌な予感ですw

「オーナーさん、ちょっと言いづらいんですが、どうやら別の部屋でも発生しているようなんです。こちらも一緒に調査してもらえますか」

何とマンション内でトコジラミがお引越しをしていたのです( ;∀;)

 

ここから、私とトコジラミとの壮絶な闘いが始まるのでした。

室内の調査結果

 

マンションの1室でトコジラミが発生し、これを調査していたところ、管理会社から隣の部屋にも発生している疑惑があるという連絡が、、

そして調査の結果ですが、

むしろ、隣の部屋が元凶でした(´゚д゚`)

どうやら住人はペットを飼っており、ダニだと勘違いしていて、痒くても我慢していたようでした。
業者の見立てだと半年間は我慢していたようで、私がお会いした時には、

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こんな感じの腕をされておりました。。
こんなになる前に、はよ、報告してくれよ( ;∀;)

 

調査から汚染箇所なども大体わかり、ここから実際の駆除方法やお金のことを考えていくわけですが、よくよく考えると色々と問題が出てきました。

1.発生源であるAさんもたまたま持ってきた模様。

2.Bさんは完全に被害者。もちろん、Bさんは一円も払いたくありません。

3.Aさんもたまたま持ってきただけで、過失があったわけではありません。※一部、繁殖させてしまった責任はありますが。
4.大家の責任範囲って? ゴキブリなら賃借人、ネズミなら賃貸人かな?でもトコジラミって、どうすんだ??

 

と、んなこと考えているうちに業者から見積りが送られてきたわけですが、

 

何と総額、、250万円也

終わった。。

積んだ。。

裁判だ。。

と色んな事が頭に浮かんできました。。

ここから、ドロドロな話し合いが始まるわけでございます( ;∀;)

駆除費用のお見積もり

 

前回、トコジラミ駆除費用が出ました。

 

その総額なんと250万円。

 

正直この10分の1であれば特に問題など起こさず、私のお金でささっと支払いを済ませから、敷金精算の時にどうにかしてしまえ!と言うつもりでございましたが、

 

こんな金額、全額は負担できません( ;∀;)

 

そもそも何でこんなに駆除費用が高いのかと言う事ですが、Googleでトコジラミ駆除業者を調べてみても、せいぜい20~30万円といった相場です。しかし、これはあくまで家財を全て破棄した場合の駆除費用。すなわち、空室状態での駆除費用です。

 

見積りをお願いする際にも、「家財は全て破棄して下さい」と、大体の業者には言われます。業者としてもトコジラミが再繁殖するので、クレームが怖くて出来ないんでしょうね。

 

しかし、今回のように入居者が住んでいる場合は、トコジラミが潜んでいる可能性がある家財のすべてを駆除処理しなければなりません。そこで熱処理車と言うトラックを使い、その中に家具家財を全て入れて、熱処理する方法で駆除を行います。

 

こんなヤツです↓↓↓

 

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これが非常にコストが高く、またファミリータイプ2部屋分の価格となると、とんでもない金額になってしまったという訳です。
しかもこの駆除方法でも熱処理できない、家電なんかは捨てるしかないので、実際の損害額は、300万はくだらないというとんでもないお見積りでございます( ;∀;)


流石にこれはどうにかならないものかと、いろんなツテを使って、ヤマちゃん頑張りました。。
今回の見積もり、この熱処理車が一番のネックでしたので、これをどうにか代替できないものか?と、いろんな業者に聞いて回りました。

そして、一件の業者が、

うちはコインランドリーの大型乾燥機を使用してるよ~

と、教えてくれました。

コインランドリーの大型乾燥機はダニの熱処理に使用できるものもあり、トコジラミにも効果があるとのこと!
さっそくこの作業を便利屋さんと打ち合わせしつつ、見積もってみると全部込々で50万円までコストを圧縮することが出来ました( ;∀;)

 

これで、何とかなる。

 

ただ二次汚染が怖いので、便利屋さんに任せっきりにせず、駆除処理当日にヤマちゃんもタオルを頭に巻き、マスクと手袋着用して、トコジラミの駆除処理を手伝ってきましたw
もちろん、入居者には身元は伏せてますw

 

コインランドリーを汚染させないようすべての物を使い捨てで駆除作業を行いました。

 

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※写真はイメージです。

 

これで全部駆除が終わった~
と、帰りはサウナで自分自身も熱処理してきましたw

 

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その後も約1ヶ月間に渡って、3度の室内の熱処理と薬剤散布を完了し、トコジラミの駆除作業がついに終わりました。
しかし、残念ながらこれで話は終わらなかったのです。。

トコジラミの再発

 

前回からその後も一ヶ月に渡って、三度の室内の熱処理と薬剤散布を完了し、トコジラミの駆除作業がついに終わりました。
と思ったのですが、
また数日後に管理業者さんからプルリンコ。

 

「トコジラミがまだいるみたいなんです」、と。。

 

おい、どういうこっちゃねん(=゚ω゚)ノ

駆除業者さんにも速攻でプルリンコ。

「家具が多すぎて細部まで熱処理が出来ないんです。家具を全部出して頂かないとこの現場は難しいです」

 

ワタクシ涙目です(ノД`)・゜・。

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どうやら入居中でのトコジラミの処理はやはり難しいようで、本来は経過を見ながら、2回、3回と駆除を重ねて虫の数を減らしていくんですが、どうやら入居者の家財が多すぎて、うまく駆除できなかったご様子。

 

ワタクシ途方に暮れました。。
もう、出てってもらうしか方法は無いんかなぁ、と。。

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なぜならこのトコジラミの駆除の問題点、実はたくさんありまして、

 

1.業者処理した後も入居者の駆除協力が必須であること
熱処理した後も、再感染する恐れがあるため、熱処理した衣類などは密閉された袋の中で出し入れをしないといけませんし、トコジラミを見かけたら、薬剤散布をすぐにするようにスプレーなども渡し、これをちゃんと守っていただかないとトコジラミはすぐに繁殖します。
そして今回はトコジラミが再繁殖し、振り出しに戻りました( ;∀;)

 

2.完全駆除できたという保証は、時間が経過しないとわからないこと

トコジラミが全て駆除されたかどうかは何週間か生活してみて、痒くならなかったら大丈夫という、かなりアバウトな判断をします。
そのため少し油断して、トコジラミが生存している環境で家財を使用すると再度汚染される可能性があります。

 

3.家財への駆除が再発した場合に、次は誰が費用負担するのか?責任の所在が不透明であること

大家としてはちゃんと駆除したでしょ?と言いたいのですが、完全駆除を宣言することが難しいため、トコジラミが再発した場合に誰が誰の責任で駆除費用を負担すべきなのか?誰のせいで再発したのか?
これを議論するのが非常に困難でした。

 

さらに今回のケースの場合、トコジラミを移された方は完全に被害者なので、
この駆除費用と家財の損害金を誰が負担するのかという部分が非常に問題となりました。
そして1番最悪だったのは、被害者、加害者ともに年金暮らしで一時的なお金を出せるような状態ではなかったと言うことです。
おそらく裁判をやれば、建物部分における管理責任をワタクシが取って、そして家財の部分を加害者の方が全額支払うと言う事になったかと思いますが、おそらく裁判に勝つだけで加害者は100%支払いはできませんので、この裁判に意味はないでしょう( ;∀;)

そして、被害者、加害者共に出ていって頂くこととなったのです。

トコジラミ被害の教訓

 

ども、害虫大家ヤマちゃんです。
トコジラミも今回で最終章。

 

涙なしでは語れないお話がたくさんありますが、入居者様のこと思うと、、、ここは割愛しますw
 

今回の件を経験して、最終的には空室期間なんか含めると被害総額はとんでもねぇ金額になっているわけですが、トコジラミが発生してから1年ほど経ち、やっと空室を募集できるような状態になりました。

あとはワタクシが実際に住んでみて、痒くならなかったら駆除成功でございます(ノД`)・゜・。

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さて、今回の経験を踏まえてワタクシから皆様に言えることですが、

 

トコジラミが発生したら、入居者様には容赦なく出てって頂きましょう!

 

大家も入居者もそれがベストです!

 

入居中の駆除は難易度高いです。特にファミリーなんかは絶望的だと思います!

 

私は完全に初動で失敗してしまいました( ;∀;)

 

これを教訓とし、現在では賃貸借契約書にトコジラミが発生した際の家財については、入居者の負担及び責任でこれを駆除すると言う条文を加え、この部分だけは金銭を負担できますよと明確にすることにしています。

トコジラミ駆除はホテルや旅館業であれば家財をすぐに破棄できますが、これが入居者さんの家財となるとなかなか進まないというのが実態です。

はっきり言ってトコジラミと賃貸経営というのは非常に相性が悪いので、今後万一、トコジラミの被害に遭われ場合には早急に対処してください。迷っている暇なんてありません( ;∀;)
そして残念ながら、賃貸物件用の保険とかも存在しません。
※ホテル業のやつはありますが、保険料が割に合わないです。

  

そして、これからも外国人は増えていきますので、確実にトコジラミ被害も増えていきます。

  

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トコジラミ業者もはっきりってピンキリで、処理方法や説明など様々な業者がいますし、業者も無知だったりしますので、自分の身は自分で守っていきましょうね。

今回でトコジラミの話もおしまいですが、詳しいお話がお聞きになりたい方はそろそろこのトコジラミ部屋に一泊しようと思ってますので、ご興味あれば一緒に朝までお酒を飲み交わしましょうw
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